ただ、なんとなく、色々と

趣味、日常で感じたこと、ゲイとして生きることなど。その時に書きたいと思ったことを書いていきます。

誰かを好きになるきっかけ まとめ

本記事は『誰かを好きになるきっかけ』における、その1からその3のまとめになります。

 

 

 

 その1

otokam5gy6.hatenablog.com

 

 

 

 その2

otokam5gy6.hatenablog.com

 

 

 

 その3

otokam5gy6.hatenablog.com

 

 

 

まず、その1からその3にて取り上げた5人に関して、それぞれどのようなところを好きになっていったのか、その過程を改めて書いていきたいと思います。

 

A君(その1、幼稚園でのクラスメート)

口臭 (→ 人柄 → 顔立ち)

Bさん(その1、TVで出演していた方)

(顔立ち →) 舌出し

C先生(その2、小学校教諭)

顔立ち → 口臭 → 舌出し → 人柄 → 銀歯

D先生(その3、中学校教諭)

人柄 → 顔立ち → 口臭 → インレー(歯の詰め物) → 舌出し

E君(その3、高校でのクラスメート)

(顔立ち →) 人柄 → インレー → 舌出し → 唾液

 

※記憶において確実ではない部分は、括弧内で表す形にて区別しています。

 

 

括弧内を含まずに見た場合、人柄がきっかけとなって恋心を抱いているのが2人。口臭、舌出し、顔立ちをきっかけに好きになっているのがそれぞれ1人ずつと、共通する所はあまり多くはありません。同時にそれだけ、相手を好きになる時のパターンが様々であるといえます。


それでは、括弧内を含む形とするとどうなるか。その場合、顔立ちがきっかけとなって恋をしているのが3人。口臭、人柄をきっかけに好きになっているのがそれぞれ1人ずつと、顔立ちから始まるケースが多いということになります (ただ括弧内は記憶が曖昧な部分なので、あくまで仮の結果としますが……)。また、銀歯やインレー(歯の詰め物)については括弧内の項目を含む・含まないに関わらず、そこから恋心を抱いた経験は皆無であること。つまり何かしら他の特徴から好きになり、その後で相手の口内に銀歯あるいはインレーが確認できた際に、より恋する度合いが増しやすいと考えています。


この2つの見方から分かるのは、今回その1からその3で取り上げたように、一般的に見て特殊である(と思われる)嗜好から明確な恋心を自覚するケースが目立ちながらも、実際には人柄もしくは顔立ちによって好きになる初めの1歩を踏み出す形が多いということ。そういう意味では、その1で書いたA君へのパターンは同性への初恋であることも影響しているのか、自分自身にとってはなかなか珍しく貴重な経験だったのではないかと思っています。




最後に、『まとめ』という割に内容が何ともいえない感じであること。そして『誰かを好きになるきっかけ その3』をupした後、1週間も経過して本記事を投稿する形になってしまったこと。いずれも申し訳ございません。


不定期での更新が続くことになりますが、今後とも当ブログをよろしくお願い致します。



誰かを好きになるきっかけ その3

本記事は、『誰かを好きになるきっかけ その2』の続きとなります。

 

otokam5gy6.hatenablog.com

 

 

 

今回は、私が中学生時代に恋心を抱いた男性教師(ここではD先生とする)と、高校時代に恋をしたクラスメート(E君とする)について、それぞれどのような過程を経て好きになっていったのかを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

《注意》

ここから先の内容は、私自身の個人的な嗜好に関することが中心となります。

以下の項目において、1つでも共感しづらいと思われるものがある場合、本記事を閲覧されることはおすすめ致しません。
なお、本記事を閲覧したことにより生じた影響および損害につきましては、一切の責任を負いかねます。
勝手で申し訳ございませんが、ご理解いただきますよう、よろしくお願い致します。

 

 

【本記事にて取り上げる項目】

吐息 (口臭)、インレー(歯の詰め物)、舌(を出す)、唾液

 

 

 

 

1-1. 出会いは良いものとはいえず……

 

小学6年の秋ごろだったか、中学校説明会に母親と出席した際、生活指導を担当していたD先生からの話があった時のこと。

印象は決して良いものではなく、これからの中学校生活が前向きに捉えにくくなるような話し方で、「この先生とは正直関わりたくないな……」と思うほどでした。

 

 

 

 

1-2. これほど素敵な人だったなんて……

 

それから中学校に入学した後、D先生が自分の学年の所属となったことから、学級は違ったものの学年集会で話を聞く機会が多くあったのですが、まだ私にとっては良い印象を抱くことが出来ないままでいました。

 

しかし、新しい環境に慣れてきた頃あたりから、何となくD先生へのイメージが少しずつ良いものへと変化していくようになりました。彼の生徒への接し方が決して冷淡ではなく、むしろフレンドリーな部分を感じさせるようなものだと思うようになったからです。

 

 

そしてある日の放課後、D先生を心から好きになる出来事が待っていました。

 

 

部活動に所属していた私はその日の部活後、完全下校時刻を回っていたこともあり、生徒用の昇降口は既に施錠されていた為、教職員と同じ玄関から出ることになったのですが、そこでD先生と彼より年配の先生(F先生とする)に会う形に。

部活動に関してか授業のことか、何かをD先生に聞かれたのをきっかけに3人で少し話をし始めたのですが、近い距離から臭めの吐息を感じたのでした。

 

以前からF先生の口臭は少し独特なものであることを知っていた為、この時の臭いが明らかに彼のものとは異なることに気が付いた私は、少しD先生の方へ(不自然でない程度に)近づいてみました。

 

-やはり、臭いの正体はD先生によるものでした。

 

D先生は比較的顔立ちが整っており、人柄も徐々に素敵なのではないかと感じるようになっていたところで、自分にとって蕩けるような特徴まで兼ね備えていたことに不思議な心地良さを覚えた私。

 

「D先生、格好良い顔なのに口が臭いなんて、ああ凄く素敵だな……」

 

このとき私は、D先生に初めて恋心を抱いたのでした。

 

 

 

 

1-3. 蕩ける要素の連続

 

D先生を好きになってから、彼の人柄が誠実で優しいものだということにも気付く機会があり、顔立ち、人間性、吐息、どれも自分にとって素敵だと感じるようになった頃。

 

中学2年のある日。体育科の授業後、制服に着替えてから廊下で待機していた時のことでした。

 

嬉しいことに自分の学級の副担任がD先生だった為、担任が出張か何かで不在の際、給食の直前だったこともあり、D先生も生徒たちと一緒に待機していたのでした。そして彼がふと欠伸をした時、私にとって更なるときめく瞬間が-。

 

D先生の口内には、幾つかインレー(歯の詰め物)が見られたのです。

 

格好良くて人柄も素敵で、口も臭いというのに、歯にもうっとりさせられることになった私は、もうこれ以上自分にとってD先生の素敵なギャップが出てきたら、どうにかなってしまうのではないかと考えるくらいの心地良い衝撃でした。

 

更に別の日のこと。D先生が担当する授業を受けていた時、彼が舌を出す姿に見とれてしまったのです。そこで板書をしていないタイミングでD先生の方を見ていたところ、1コマ(50分間)の中で15回ほど彼が舌を出しており、途中、5回を超えた辺りから私は、小学生時代のC先生への感情と同じような独占欲が湧く形となりました。

 

「D先生が舌を出しているところ、他の人は見ないで……」

 

-あまりにも色気を感じさせるD先生の舌出しを何度も見て、おかしな感覚になってしまったのだと思いますが、それは自分にとってD先生が持つ様々な素敵な要素を連続して心で受け止め続けていた為、心地良さが脳内で飽和状態に達していたからだと考えています。

 

 

 

 

1-4. 素敵な“王子様”

 

中学生としての3年間、D先生が自分の学級を担任することはなかったものの(但し、中学2年の時は副担任だった)、彼の授業や学校生活におけるサポート、彼とお話しした時間はどれも素敵なものであり、今でも大切な思い出として心のアルバムに保存されています。

 

高校へ進学した後、1度だけ卒業した中学校を尋ねたのですが、その時にD先生と会えて、色々とお話しすることが出来たこと、心から嬉しかったのをよく覚えています。

 

俳優のように格好良い顔立ちに、誠実で優しくフレンドリーな人柄。加えて、自分にとって蕩ける要素である口の臭さや色気をもった舌出し、更にインレーなど……。

完璧でなくギャップがあるからこそ、D先生は私の中では最高のイケメンの1人であり、どんなに歳を重ねても素敵な “王子様” で居続けてくれると思っています。

 

 

 

 

2-1. 席替えから始まった恋

 

高校3年の春。最初の席替えが行われ、私はE君のすぐ後ろになったことから、休憩時間や昼食時に彼と話をする仲となり、少しずつ彼の魅力に惹かれるようになっていきました。

 

ある日のこと。E君が欠伸をした時か、昼に何かを食べる為に口を開けたタイミングだったか、彼の口内に幾つものインレー(歯の詰め物)があることに気付いたのでした。

 

更に同じ日だったか、E君と何か話をしている時に彼が悪戯っぽく笑った瞬間、口から先を少し尖らせて出した舌に途轍もなく色気を感じた私は、「ああ自分、E君に恋しているんだな……」とうっとりしながら実感することになったのです。

 

 

 

 

2-2. してほしくはなかったけれども……

 

体育祭の練習時のことだったか、校庭にて待機していた際、E君とそれほど離れていない場所に居た私は、彼がとった行動に思わずショックを受けると共に、その格好良さに思わずうっとりと蕩けることになるのでした。

 

E君の方を見た私。視線を下に向ける彼。そして-

 

 

E君の口から出される唾。

 

 

-好きだからこそ、E君にはしてほしくなかった。その一方で、自分にとって “いけないこと”をした彼に対して、「ああ、何て格好良いんだろう……」という感情を持つことになり、何ともいえない不思議な感覚に包まれながら、E君への恋心は更に強固なものへと変化していきました。

 

 

 

 

2-3. 絶大だった彼の影響

 

高校を卒業してから、E君との接点は全く無くなりましたが、彼が私にもたらした影響は極めて大きなものだったといえます。

 

それは、体育祭の練習時に見せた唾を出した行為。

 

上にも書いたように、私にとって “いけないこと” であるこの行為は、彼の衝撃から現在に至るまで、主にスポーツ中継において自分が格好良いと感じたアスリートが口から唾を出す姿を見た際、「どうして……」とショックを受けながらも、その途轍もない色気にうっとりさせられています。

 

特に、(E君は当時、唾を出しただけでしたが)素敵だと思った人が唾を出した直後に舌を出すという流れが、自分にとってはこれ以上にないレベルで心地良さを感じられるものになっているのです。

 

 

 

 

ここまで閲覧してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

また、1-1から1-4および2-1から2-3において、ほんの僅かにでも不快な思いをされた方は、大変申し訳ございません。

 

最後に、これまで私と同じように相手の口臭や舌出し、インレー(歯の詰め物)、唾液がきっかけで誰かに好意を抱いたことがあり、その感覚を持つ人が自分以外にはいないのではないかという経験をされた方にとって「自分だけではないんだ」と、少しでも前向きな考え方へと繋げられたのであれば幸いです。

 

 

誰かを好きになるきっかけ その2

本記事は、『誰かを好きになるきっかけ その1』の続きとなります。

 

otokam5gy6.hatenablog.com

 

 

今回は、私が小学生時代に恋をした1人の男性教師(ここではC先生とする)について、様々な出来事を通して好きになっていった過程を書いていきたいと思います。

 

 

 

《注意》

ここから先の内容は、私自身の個人的な嗜好に関することが中心となります。

以下の項目において、1つでも共感しづらいと思われるものがある場合、本記事を閲覧されることはおすすめ致しません。
なお、本記事を閲覧したことにより生じた影響および損害につきましては、一切の責任を負いかねます。
勝手で申し訳ございませんが、ご理解いただきますよう、よろしくお願い致します。

 

 

【本記事にて取り上げる項目】

吐息 (口臭)、舌(を出す)、銀歯

 

 

 

 

1. 好みの顔立ちとの出会い

 

小学4年の春、始業式の日。

校庭にて式が行われる中、新しく異動してきた先生方の挨拶があり、C先生が壇上に立って話を始めた時のこと。

私にとって顔立ちが素敵だと感じ、一目惚れとまではいかないものの、とても印象に残る時間となったのです。

しかしながら、C先生が担任となった学年は5年であることや、委員会活動やクラブ活動においても接点が無かったこともあり、暫くは顔を見て挨拶をする機会が多少ある程度のものでした。

 

そのような時期が1年半ほど続いたある日 - 今でも忘れられない瞬間を迎えることになります。

 

 

 

2. 格好良いC先生がこんなにも……

 

それは小学5年の夏から秋にかけて、運動会の練習をしていた日のこと。

高学年(小学5年および6年)による合同での演目を行う上で、3つのグループに分かれてそれぞれ異なる踊りを披露するパートがあったのですが、(基本的に希望制で)私が選択したものの担当が、当時小学6年の担任をしていたC先生だったのです。

 

そして、1人1人に指示を出すC先生が私に声をかけた時、信じられないほどの衝撃と同時に蕩けるくらいの心地良さが-

 

「格好良いC先生が、息が臭いなんて……!」

 

- 数秒、他のことは何も考えられませんでした。C先生に再び声をかけられて我に返るまで……。

 

程なくして、5分ほどの休憩が入ったタイミングでC先生が居る方を見たところ、何処か遠くを見つめながら、ほんの少し舌を出す彼の姿が。

その舌の出し方があまりにも色気を放つものだと感じた私は、更に心地良さを覚え、完全にC先生に対して恋心を抱いたことを自覚する瞬間となりました。

 

この恋をした日から、C先生への想いは他の人とは全く異なる特別なものへと変わったものの、学年が同じでないことが障壁である為か、C先生との接点は以前と変わらないまま、半年ほど時間が過ぎていくのでした。

 

 

 

3. 心に秘めた恋への情熱

 

小学6年へと進級した私は、ある「このチャンスを自分のものにする」ことに意識を集中させていました。

それは、C先生が担当する委員会に自分が所属し、更に委員長になることで彼と話をする機会を沢山つくるというものでした。

幸運なことに、クラスで委員会を決めた時も、C先生が居る委員会に入った後で役職決めをした際に委員長に立候補した時も、他の人と被ることがなくスムーズに自分が担当することが決まり、これからのC先生と過ごす時間を思うと胸の高鳴りを抑えることで精一杯でした。

 

C先生との時間は、本当に毎回のように蕩けるほどの心地良さと、常に心拍数がやや高いような感覚で過ごしていたことを今でも覚えています。

 

平静を保つことが難しくなるくらいうっとりさせられる口の臭いに、時々出してくれる色気を漂わせた舌。それから会話をする中で気が付いた、C先生の口内にある幾つもの銀歯。

格好良い顔立ちなのに息が臭く、銀歯も複数あって、色気たっぷりの舌を出す……。加えて、誠実で優しい人柄と、その何もかもが私にとっては素敵すぎて、自分がどうにかなってしまいそうな感じになることが多く、C先生との2人きりの時間がこのままずっと続けば良いのに、と何度も思うのでした。

 

 

 

4. 独占欲の芽生え

 

これは私がC先生との時間を過ごした時から、少しずつ芽生え始めていたものの話です。

 

彼と話をするのは、基本的に学級の清掃が終わってから児童が下校する為にクラスを退出し終えた放課後の時間でした。

C先生が教卓の椅子に座っていることを廊下から確認した私は、彼の教室の後ろの扉をそっと閉め、入室した後で前の扉を閉めるという習慣のようなものがありました。

これには明確な理由があり、彼と話をする時に他の誰にも見られたくない、2人きりの空間を作りたいという、あまりにも独占欲むき出しの状態によるものだったのです。

流石に何度もこの行動を繰り返していたところ、ある時「扉は閉めなくて良いよ」とC先生本人から優しく言われてしまい、理由を明かせない私はただ「すみません」と謝る形で、以後教室にある前後の扉を閉めることはしなくなりましたが……(汗

 

そしてもう1つ。学期が変わって委員会活動も他の所属へと移ったことにより、C先生との接点はまた元の頻度へと戻ったのですが、ある日の全校での集会が行われた時のこと。

学年ごとに体育館へと移動する中で、私の学級はC先生が担当している1年のすぐ後ろだったこともあり、待機している間、嬉しいことに自分の近くにC先生が居ることが多かったのです。

この時、C先生は何かを話していたわけではないのですが、彼の呼気が自分の鼻の中へと伝わったのでしょう。

「ああ、C先生の息だ。臭くて本当に格好良い……」と心地良さを堪能しながら、この臭い(におい)を他の誰にも嗅がせたくないという、あまりにも過激すぎる独占欲が湧くことに。

いま振り返ると、恐ろしいほどの感情だなと自分で苦笑してしまうようなことですが、当時の私にとっては全くおかしなことではないという意識だったことに違いなく、如何にC先生の魅力に陶酔しきっていたのか、時を経て痛感させられるのでした。

 

 

 

5. 素敵な時間を、新たな出会いに……

 

その後、中学校へと入学した私は、小・中学校での合同の活動に参加した際、開催場所が自分の出身である小学校だった為、途中でC先生と会った時に彼から挨拶され本当に嬉しかったことは、今でもよく覚えています(勿論、私自身もC先生に挨拶をしっかりと返しました)。

 

ここでのやり取りから、C先生とお話しする機会は現在まで全くない状態が続いていますが、あるとき隣りの市のある店舗へ買い物に出かけた際に、彼が奥様と買い物をされている所を偶然見かけたことが1度。その際、やや遠い距離ながらもお互いに目が合った為、自分から会釈した記憶があります。

 

C先生に初めて恋心を抱いてから10年以上の時が流れているものの、今でも彼への想いは当時と変わっていません。驚異的な独占欲は流石にもうありませんけれども(苦笑)

 

C先生には家庭がありますから、彼の幸せを奪おうという気持ちは全くありません。むしろ、C先生がこれからもずっと家族と幸せに暮らし続けてほしいと思っています。彼のことを尊敬し、大切な人だと考えているからこそ-。

 

また、どれだけ年月を経ようとも1つだけ確かなのは、C先生との時間は掛け替えのないものであり、どれも素敵な思い出だということ。

そして、C先生と過ごした数えきれないほどの時間を、いつか自分自身が新しい出会いを果たす為の道へと繋げることが出来ればと思っています。

 

 

 

 

ここまで閲覧してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

また、1から5の中でほんの僅かにでも不快な思いをされた方は、大変申し訳ございません。

 

最後に、これまで私と同じように相手の口臭や舌出し、銀歯がきっかけで誰かに好意を抱いたことがあり、その感覚を持つ人が自分以外には居ないのではないかという経験をされた方にとって「自分だけではないんだ」と、少しでも前向きな考え方へと繋げられたのであれば幸いです。

 

 

誰かを好きになるきっかけ その1

皆さんは誰かを好きになる時、どのような所に惹かれることが多くありますか?


私は自分のプロフィールにも書いたように、6歳の時に同性に対して恋心を抱くようになったのをきっかけに、バイセクシュアルとなりました。その後、男性、女性のどちらにも惹かれる時期が7~8年ほど続き、中学生時代、好きになる対象が同性のみとなり、現在に至るまでゲイとして生きています。

今回は、私が同性に対して初めて好きだという気持ちを抱いた時から、具体的にどのような要素がきっかけになっているのか、そのことをメインに書いていきたいと思います。



《注意》
ここから先の内容は、私自身の個人的な嗜好に関することが中心となります。
以下の項目において、1つでも共感しづらいと思われるものがある場合、本記事を閲覧されることはおすすめ致しません。
なお、本記事を閲覧したことにより生じた影響および損害につきましては、一切の責任を負いかねます。
勝手で申し訳ございませんが、ご理解いただきますよう、よろしくお願い致します。


【本記事にて取り上げる項目】
吐息 (口臭)、舌(を出す)




1. 同性の初恋相手は口臭から

私が小学校へ入学する前に通っていた幼稚園でのこと。昼食の後、同じ学級のある男子(ここではA君とする)と少し話をする機会があったのですが、そこでA君の口が臭いということに気付きました。

このとき口臭に対して抵抗があれば、まだ幼い私は思わず顔をしかめてしまっていたかもしれません。ところが、A君の吐息を無意識に嗅ぐ形となった私は不快感を覚えるどころか、むしろ不思議なときめきを感じたのです。


これが、同性への初恋の瞬間でした。


「もっとA君の口の臭いを嗅いでいたい」という今までに体感したことの無かった快感と欲求が先行し、私がA君との会話を暫く続けたことは、今でもよく覚えています。

この出来事の後、卒園を迎えるまでにA君とは会話をした記憶がありません。そして小学校以降、A君とは異なる環境を歩んでいる為、離れてから彼を見かけたことすら1度もありません。ですから、A君と話をしたのは、彼 ― 同性に対して初めて恋をしたその日だけだったのかもしれないのです。

それでも、たった1度だけであったと思われるA君との会話は、私にとって幼いながらも「誰かを好きになることは、こんなにも素敵なものなんだな」という気持ちになれる充実した時間だったと思っています。


あれからかなりの年月を経て、当時の私はA君の口の臭いだけに惹かれたのだと思っていたのですが、アルバムや家族が撮影してくれた行事の映像を鑑賞した際、もともとA君の顔立ちや人柄に対しても、そこそこ良い印象を持っていたのではないかと。その上で、彼と会話をしている時に、口臭が自身にとって好意を抱かせる決定的な要素となったのかなと考えています。




2. 画面越しの恋 ~舌出しに蕩ける~

現在は放送されていない、あるクイズ番組をTVで視聴していた時のこと。

高校生か大学生がクイズに挑戦するという企画の放送回だったか、10年以上前の話なので全く覚えていませんが(汗 そのとき出演していた1人の男性(ここではBさんとする)に恋心を抱くことになったのです。

登場してからクイズを終えて画面から映らなくなるまでの時間、Bさんに対してどれだけときめいたことか……。

顔立ちも割と良い印象があったのだと思いますが、何よりもBさんが頻繁に舌を出していたことが印象に残り、彼の行動がきっかけで、好みの同性が舌を出すことに対してときめくようになりました。


舌を何度も出すということは、それだけ緊張していたのでしょうか。それとも、彼自身の普段からの癖だったのでしょうか。

当然ながら、そのようなことが分かる訳は無いのですが、いずれにしてもBさんが舌を出す毎に蕩けるような感じを覚えたような記憶があります。

また、この放送回を録画していたこともあり、家族が外出している時や寝ている時間帯に、何度も彼が舌を出した所で一時停止させて「ああ、格好良い……」とうっとりしていたことも、何となくですが覚えています。




ここまで閲覧してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

本記事での主な内容は、私自身の過去の体験に関して振り返っている為、あくまで個人的な推測に過ぎないものも幾つか含んでおります。

また、1および2においてほんの僅かにでも不快な思いをされた方は、大変申し訳ございません。


最後に、これまで私と同じように相手の口臭や舌出しがきっかけで誰かに好意を抱いたことがあり、その感覚を持つ人が自分以外には居ないのではないかという経験をされた方にとって「自分だけではないんだ」と、少しでも前向きな考え方へと繋げられたのであれば幸いです。